「(仮称)ウインドパーク布引」とは、伊賀市、津市にて計画されている風力発電施設になります。
以前は亀山市加太地域内でも計画がされていましたが、加太の自然を守る会を中心とし地域の方々の尽力、亀山市の英断のおかげで本計画は中止となりました。
中止となったのは束の間、伊賀市、津市での計画は今だ進行中です。
このまま、計画が進行すると自然豊かな加太地域に風力発電施設の影響による自然破壊が非常に懸念されるところとなります。
亀山市の関地域、加太地域での不動産取引を主に取扱わせていただいている私ですので、現状の把握と何かできることはないかと思い先日は、加太小学校にて行われた「(仮称)ウインドパーク布引」(株)シーテックによる準備書の説明会に参加させていただきました。
説明会とは名ばかりで、約1時間半ほどは長々と呪文のようなデータに基づく事項を説明。
到底素人では理解しにくい事ばかり。
呪文のようなデータに基づく事項を説明後は、質疑応答の時間でした。
加太地域の方々が地域への思い、愛を一生懸命訴え疑問点などを質疑されましたが、担当者の答えは冷ややかなものかつ、人を小馬鹿にしたような物言いをする担当者もいました。
特に驚いた(失笑したが本当です)のが、現に風力発電施設の天災による被害者の方が質問するために挙手しても質問の機会を与えようとしない、質疑の中で「風力発電による健康被害や災害、被害は今までに起きていないのか」という質疑に対して「確認、認識していない」という担当者。
被害者を目の前にしてそれを言えるかと・・・どんだけ面の皮厚いんだと失笑してしまいました。
また、「日本の風力発電施設開発によりどれだけの火力発電、原子力発電施設を減らせたのか」という質疑に対して「知りません」と啖呵を切った担当者さん。あたな政治家になれる器。
この(株)シーテックという会社は中部電力のグループ会社
ホームページを見ると大きな会社ということがわかる。
【会社理念】
社会貢献と自己実現”
シーテックは、エネルギー・情報通信・環境技術をコア技術に据え、社会の安心・安全・繁栄に寄与する仕事を通じて地域社会の進歩発展に貢献するとともに、会社および従業員の自己実現を目指します。
【経営3方針 】
1.お客さまとの共存共栄 わたくしたちは、事業活動を通じてお客さまの満足と信頼を獲得し、あわせて会社の繁栄と従業員の幸福を追求します。
2.社会からの信頼の確保 わたくしたちは、社会から信頼され続ける会社を目指します。
3.事業基盤の強化
わたくしたちは、会社の永続的な発展のため事業基盤の継続的強化に努めます。
説明会に参加した限り、自己実現とお客さま(自分とこの)の満足と信頼を獲得会社の永続的な発展のため事業基盤の継続的強化に努めるスタイルで(地域との)共存共栄なんて微塵も考えていないように思えました。社会からの信頼の確保ってなんでしょうね。
説明会に(株)シーテックの方が10人以上きており、部長だの何だの役職持ちの方々でしたが、あくまでも社畜の方々・・・
私も10年ほど前は関西大手不動産会社の社畜店長でしたので気持ちはわかります。
つらいお仕事です。
この手の説明会、幾度か参加した事がありますがどこも似たような雰囲気。
規定事項と住民の感情が交わる事は皆無。
(株)シーテックとしては規定事項を淡々と進める、説明会は単なるパフォーマンス。
なにか大きな利が(株)シーテックを動かし、それに群がるハイエナ達。
取り残される弱き地域住民。
風力発電施設が完成し慌てふためく傍観者達。
日本は民主主義です。
民が奴隷と終わる人生か、民が主役となれる人生か。
あなたなら、どちらを選びますか。
私は、微力ですが民が主役となれる人生を選び慌てふためく傍観者にならないように本件へ今後関わっていきたいと思っています。
地域密着の不動産屋さんだからこそ、そして地域の未来と子供たちの未来のために。
随時、「(仮称)ウインドパーク布引」については進捗をブログしていきたいと思っております。
もし、本件に付き慌てふためく傍観者になりたくないという方がいましたら関連情報を参考にしていただきお力添えをいただければうれしいです。
・風の庭 (意見書の書き方・送り方あり)
(株)シーテックは 「環境影響評価準備書に対する意見書」として 7月27日 を期限として設定しているようです。
0コメント