ほんまの話し2020年3月25日

知らないうちに住宅ローン組んでいた?


私が、サラリーマン営業だったころのお話し。

30代の夫婦と子供が新築建売住宅を見学にやってきました。

価格、間取り、立地と理想に近い建売住宅だったので内見から

数日後に購入したいとの連絡をもらいました。

1割程度の自己資金があり残りは35年で住宅ローンを借入る。

夫婦共働き、勤続年数も問題ない。その他の負債も無し。

問題なく融資は承認されると思っていた住宅ローン事前審査で・・・

まさかの否決。

銀行は否決理由を明確には言ってくれませんが、銀行マンの一言に気になることが・・・

「何かの連帯保証に・・・・」

連帯保証?

ご主人に改めて聞いてみた。

私:「何かの連帯保証になった記憶はありませんか?」

ご主人:「25歳の時に親父が実家を建替えるから銀行の書類書いてくれと言われたことがありそれが連帯保証でしょうか?」

私:「その時実印とか印鑑証明もつけましたか?」

ご主人:「確かにつけましたし実印も押しました」



連帯保証。あまり聞きたくないワードですね。

「連帯保証人にはなるな!」

とは言っても、実家の建替え等で親から「協力してくれお前には迷惑かけないから」って言われてたらね・・・

簡単に申せば、連帯保証人≒同じ返済義務を負う

連帯保証人の住宅ローンに対する役割は契約者と連帯してお金を返す義務を負うことにあります。

この連帯保証の事があり今回、新築建売住宅の購入を断念することになりました。



最近では住宅ローンで連帯保証人を必要とするケースは少なくなりましたが、他の融資では連帯保証人を必要とするケースもあるようです。

連帯保証や連帯債務。

直接返済していないものだから「借金じゃない」って思ってしまいがちですがそうではないんですね。

もしあなたが、親族や親しい間柄の方に「協力してくれ、力を貸してほしい」って頼まれたらなかなか断りずらいかもしれませんが『連帯保証人≒同じ返済義務を負う』ってことをしっかり検討して判断してくださいね。

知らないうちに大きなローンを抱えていたなんてことにならないように・・・






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